千と千尋の神隠しの「アレ」

千と千尋の神隠しの「アレ」

皆さん、千と千尋の神隠しは見た事ありますか?

 

冒頭のシーンで、千尋が湯婆婆を訪ねるシーンがありますね!

 

千尋「ここで働かせてください!ここで働きたいんです!」

 

たとえ建前だとしても、雇用側としてはやる気のある人材に好印象を受けますよね!

 

さらにその少し前のシーンの話になるんですが、湯屋で働く「りん」に釜じいが湯婆婆のところまで道案内を頼むんです。

 

するとりんはこう返します。

 

りん「やなこった!あたいが殺されちまうよ!!!」

 

この世界では人間が居る事は御法度で、
その人間を連れてくるなど言語道断。

 

それはそれは、りんの命も危ないでしょう。

 

しかし、釜じいは、とある物と引き換えにりんに取引を交渉するんですね。

 

釜じい「これでどうだ?イモリの黒焼き。上物だぞ。」

 

渋々イモリの黒焼きと引き換えに交渉に応じる訳ですが、どんだけ「イモリの黒焼き」に価値があんねん!って感じなんですよね(笑)

 

調べてみるとイモリの黒焼きは実際に漢方として存在してて、効能としては「男性が女性に振りかけると惚れ薬のような効果がある」と言い伝えられている様です。

 

でも映画ではりんが食べてた様な、、、?

 

 

 

本日の話の本題はここからです。

大変長らくお待たせ致しました。


今回はその「イモリ」を探しに行ってきました🦎

※ここからは両生類のイモリが登場しますので苦手な方はここでお引き取りくださいm(__)m笑

 

 

 

と言いますのも、生き物好きの息子が捕まえたいと言うのです。まぁまぁな熱量で😅

 

イモリとヤモリ。
どっちがどっちかと言うと
漢字に表すとわかりやすいです!

 

井戸を守るのが井守(イモリ)両生類
家を守るのが家守(ヤモリ)爬虫類

 

よく窓に張り付いているのがヤモリです🦎

イモリは田んぼに水を張る時期なら比較的どこにでも居るような生き物なんですが、稲刈りをするこの10月頃になるとどこの田んぼも水が無い=生息域が狭まり見つけ難い訳です。

 

今の時期は厳しそうだなと思い、

「田んぼに水張る時期に取りに行こうか😊」と諭すと、

 


「パパは今でもクワガタ取りに行ってるじゃん!!パパだけ捕まえててずるい!」と。

 

 

 

うーーん、何も言い返せませんでした😉笑

 

知人が今時期でも居るよ!と、場所を教えてくれたので、自宅から片道1時間半掛けて里山にあるビオトープに向かいました🚙

車を停めて、虫取り網を持ち、川を覗き込むと、、、

 

居ました!笑
本日の本命「アカハライモリ」です🙌

 

30分程で10匹程見つける事ができました💡

ここからは実際にイモリを手に取り
触りながら観察タイム👀

・尻尾の幅が太いのがオス、細いのがメス
・尻尾をふりふりなびかせメスに求愛アピールするらしい
・繁殖期には「たまたま」部分が膨らんでるのがオス
などなど。。。

 

「こいつはオスだね、こいつはメスだ」
「これはどっちだろう?」なんて目をキラキラ輝かせながら話す様子に、運転してきた甲斐があったなぁと思いました👍

 

因みにこのアカハライモリ、素手で触っていましたが、皮膚にフグと同じテトロドトキシン毒を持っています☠️

 

触れる程度は大丈夫ですが、触れた手で目や口、傷口などの粘膜に触れると❌なので、観察の後はしっかりと石鹸で手を洗いました🧼

数匹持ち帰り、自宅で飼育しはじめました😊

2人で仲良く観察、、、

もちー!水槽に乗るなー!🐈笑

 


ではまた🙌
長野