にじり寄るような中途障害との日々 その1

お疲れ様です、ふくしまです。

梅雨になりましたね、先日の降り方にはちょっと恐怖を覚えました。

みなさんはご無事でしたでしょうか。

どうぞお気をつけください。

 

さて、突然ですが、僕は中途障害者です。

しかも、“じょじょに(にじり寄るように)”機能障害(impairment)が重くなっていくタイプです。

それは、僕が「多発性硬化症」という難病にかかっているためです。

それで、今日からしばらく、このブログの僕の回では、そんな僕が思うこととか感じることなんかを、何の脈絡もなく書き綴っていきたいと思います。

 

初回は、「できるとできない」について。

僕の頭の中は“できていた頃”の記憶が根強くこびりついていて(夢の中ではコントラバスを弾いていたりサッカーしたりしています。きっと他の中途障害者の方も同じような感じでしょう)、一方、身体の機能障害は「にじり寄るように」進行していて、“できない”が増えてきているのが現実。

そういうような状況において、“できなくなってきている”現実に意識が追いついておらず、そこに焦燥感とかじれったさを感じることにつながっているのかな、というのを感じることが多々ある、というのが「にじり寄るような中途障害との日々」のひとつの側面です。

 

続きます。